【富山 vs 盛岡】 担当ライター“一問一答”

2015年11月14日(土)

「担当ライター“一問一答”」は、対戦する両クラブの記者が質問と答えをぶつけあう新企画です!

明治安田生命J3リーグ 第38節
11月15日(日)13:00KO 富山
カターレ富山 vs グルージャ盛岡

★富山から盛岡へ
Q
盛岡は富山が3連敗した町田に対して1勝2分と負けなしでした。長野にも勝っていますし、上位に強い印象があります。その要因はどんなところにあるのでしょうか教えてください。
(富山担当:赤壁逸朗)

A
2位の町田、3位の長野に勝利した試合はともにアウェイ戦。そしてスコアは1-0です。勝因はズバリ「早い時間に失点せず、ゼロのまま時計を進めること」ではないでしょうか。
ただ、「失点ゼロで進めること」はある程度予想の付く答えかもしれません。問題はどうやって失点ゼロを維持し、そして決勝点を生み出すのか、です。

盛岡は特に格上のチームと戦う場合、攻守におけるプライオリティをはっきりとさせているイメージがあります。選手には多くのタスクを課さず、ストロングポイントを活かせる起用法をする。攻めどころ、奪いどころをはっきりさせる。このことによって、チームとしての共通認識、そしてオートマティズムが生まれます。ある程度の決まりごとの中で動くため、選手は次にとるべきアクションへの判断が早くなる。そして約束事があると味方のプレービジョンがわかりやすいため、ポジショニングがよくなる。これが失点回避の柱となります。
そうしてゼロで時計を進めていく中で相手に「うまくいかない」「時間がない」という心理的なプレッシャーを与え、得点機を伺います。相手は上位。優勝を目指すチームにとってはどの試合も勝点3は欲しいもの。そこで強引に前に出て来させる状態、バランスが悪い状態を作り出す、あるいは相手ゴール前でファウルを受けセットプレーにつなげる。こういった部分から得点を奪えれば勝利がぐっと近づくはずです。実際、粘り強く戦った結果、長野戦では85分、町田戦では88分にCKから決勝ゴールが生まれ勝利を収めています。この2試合については、鳴尾直軌監督のプランを選手たちが見事に体現して得た価値のある2勝となりました。
(盛岡担当:高橋拓磨<cross Line>)


★盛岡から富山へ
Q
初対戦はスコアレスドロー、2クール目の対戦は後半アディショナルタイムによるゴールで富山が勝利。盛岡vs富山は過去2戦、拮抗したスコアの堅いゲーム展開が続いています。盛岡は富山にとって嫌な相手ですか?それともくみしやすい相手ですが?盛岡に対する率直な印象(チーム・選手など)を教えてください。
(盛岡担当:高橋拓磨<cross Line>)

A
とても嫌な相手です。「盛岡には走る力や競り合いでの体の強さがある。守備意識が高いので得点を奪うのは簡単ではない」。前監督の岸野靖之氏は前回対戦した第25節の前にこう話していました。今節がホーム最終戦である富山はなんとしてもサポーターに勝利を届けたいところですが、その道は険しいと考えています。

J3での戦いの厳しさを最初に思い知らされたのが盛岡との第3節(△0-0)でした。アグレッシブな守りに遭ってミスが増え、カウンターから決定的な場面を何度もつくられましたよね。GK江角浩司選手の好セーブに助けられ、なんとか勝点1を拾った試合でした。前回の第25節も後半アディショナルタイムの得点で勝ったものの苦しい展開でした。前線でセカンドボールを奪って攻撃の起点になっていたMF松本圭介選手の活躍が印象に残っています。

球際の強さとハードワークからはファイティングスピリットやチームとしてのまとまりの良さが伝わってきます。富山が今季全敗した町田に1勝2分。上位相手に強いのは、戦術や技術以前のそういうベースがしっかりしているからなのでは。富山もJ2ではずっとチャレンジャーでしたから、全員サッカーで立ち向かってくる盛岡には好感をもっています。
(富山担当:赤壁逸朗)
富山県総合運動公園陸上競技場(カターレ富山)
みんなの総合評価 (3.4)
臨場感 (3.5)
アクセス (3.0)
イベント充実 (2.7)
グルメ (3.0)
アウェイお楽しみ (3.0)

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