【秋田 vs 栃木】 ウォーミングアップコラム:前山恭平、久富賢ら4人が語る秋田と栃木の「縁」

2016年4月16日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
----------------------

秋田と栃木には、いくつかの縁がある。栃木の横山雄次監督は2012年、JFL時代の秋田を率いていた。同監督の指導を受けた経験があり、現在も秋田に所属するのは川田和宏、前山恭平、新里彰平の3人である。久富賢は、昨季まで所属した藤枝時代の戦友大石治寿と対戦する。こうした縁が交錯する第5節に向けて、4人の選手に話を聞いた。

川田和宏
「(横山監督について)個人的には、細部にこだわるすごくいい監督だと思っている。今節も、細かいところまで分析してくるのではないか。印象に残っているのは、試合中に横山監督がかけているサングラスが怖かったこと(笑)
そんな怖いイメージだが、実は優しくて。一人ひとりに声をかけて、選手のことを思って接してくれていた」

前山恭平
「横山監督は守備などでしっかりとしたコンセプトを持っていた。ただ、そのコンセプトに自分たち選手がついていけなかった部分があった。それから時間が経っているので、対戦してみないとわからないが、やはり守備に重点を置いてくるのではないか。そうした点でも、横山監督との対戦は楽しみでしかない」

--今季初の「降格組」との対戦になるが。
「昨季、栃木はJ2だったが、今は同じカテゴリなので。とにかくいつもどおり自分たちのサッカーをしていく」

新里彰平
「練習で激を飛ばすなど、横山監督は熱い人だった。自分が試合に出られなかった時期、練習後に1人でボールを蹴っていたところに加わってくれ、そこで色々と話して気持ちが楽になったりした。選手を配慮してくれる監督だと思う」

--横山監督との再会について。
「当時から成長した自分を見せるためにも試合に勝ちたい。栃木は選手の質ではJ2レベルなので、しっかり自分たちのサッカーをして主導権を握りたい」


藤枝でともに前線で攻撃を牽引し、今季から栃木に移籍した大石が秋田にやってくる。昨季はJ3で14点を挙げたFWを久富は「得点感覚に優れたFW」と指摘する。

--元チームメートとの対戦について。
「それぞれチームを離れて頑張っているところで、得点も同じ(第4節終了時で2得点)で負けたくない気持ちはある。互いの成長した姿を見て、刺激を受け合うような形になるのでは」

--大石選手のプレースタイルは。
「ゴール前の駆け引きも上手く、どんな状況でも点を取ってくれる選手だったので、自分がアシスト役に回っていたというか、頼っていた部分がある。それだけに、自分も秋田では頼られるような選手にならなくてはいけないと思うし、点を取るのが仕事だと強く意識してプレーしている。ただ、大事なのはチームが試合に勝つこと。チームの課題は、勝点3を積み重ねながら解消していきたい」

プロとしてサッカーに関わるのであれば、かつての同僚が対戦相手になることも、その逆の場合も多い。だが、チームメートとして過ごした時間が1~2年であったとしても、それぞれの向上心やライバル心がぶつかり合うことで、その後の糧となるものが生まれるのだろう。秋田と栃木の対戦では、ここで上げた選手と監督の動きにも注目してみたい。

文:竹内松裕(秋田担当)


明治安田生命J3リーグ 第5節
4月17日(日)13:00KO A‐スタ
ブラウブリッツ秋田 vs 栃木SC

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集