【新潟 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:万感のシュートをさく裂させる

2016年10月21日(金)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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“最後のホームゲーム”に、懸ける思いがいやが上にも強まっている。今年3月に広島から期限付きで加入したMF野津田岳人(写真)は、移籍の際の条件で最終節の広島戦は出場できない。「自分にとって、次が今シーズンのリーグ戦はホーム最後になる。ゴールを奪って、勝利に導くことができれば理想的」と、ピッチで躍動する姿を思い描く。

何よりモチベーションとなっているのが、ホーム初ゴールだ。今シーズン、リーグでは2得点を挙げている野津田だが、いずれもアウェイでのゴール。「いつも力になるし、力を貸してもらっている。だから僕らは最後まであきらめずに戦える」というサポーターの声援に応えようと闘志を燃やす。

新潟の一員になって、大きな驚きだったのが、サポーターと一つになって戦っているという実感だ。2ndステージの後半、10節から4連敗を喫して一気に残留争いに巻き込まれた際には、「試合後にブーイングされてもおかしくないところで、声援を送ってもらえた」ことに鳥肌が立つ思いだったという。

「いろいろ思うところはあるだろうけれど、それをこらえて声援してくれる。負けると落ち込んで下を向くこともある自分も、サポーターのみなさんの顔をしっかり見なければいけないと感じました」と、スタンドを見上げた。

もう一つ、奮い立たせる理由がある。最も尊敬する先輩の1人である、広島の森崎浩司が今シーズン限りでの引退を発表したことだ。「同じプレースタイルで、広島のジュニアユースからずっと目標にしてきた大好きな選手。最後に一緒にプレーすることはできませんが、新潟で結果を残して、浩司さんをいい形で送り出せれば」

シュートへの持っていき方、打つタイミング、そして正確性。すべてがお手本という先輩から学んだすべてを左足に込めて、浦和のゴールネットを揺さぶる覚悟だ。

文:大中祐二(新潟担当)


明治安田生命J1リーグ 2nd 第15節
10月22日(土)14:00KO デンカS
アルビレックス新潟 vs 浦和レッズ
デンカビッグスワンスタジアム(アルビレックス新潟)
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