【鹿島 vs 札幌】 ウォーミングアップコラム:5年ぶりの古巣との再戦。いい試合を見せたい、と意気込む西大伍

2017年6月16日(金)


「居心地がよすぎるのもよくない。そろそろかな」

オフのたびに冗談めかして移籍を示唆していたのも遠い昔。西大伍(写真)は、いつの間にか鹿島に在籍してから7年目のシーズンを過ごしている。

もともとは札幌市出身であり、コンサドーレ札幌の下部組織の出身だ。プロとして一番長く在籍しているクラブは鹿島だが、下部組織から数えると札幌が最も長く在籍したことになる。自分の原点とも言えるクラブとの5年ぶりの対戦が間近に迫ってきた。

Jリーグ随一とも言えるほど他クラブにも知り合いが多い西だが、札幌にいたときから8年が経とうとしている。在籍時、共に汗を流したチームメイトはほとんど残っていない。しかし、サポーターは別だ。

「コンサドーレを長く見てくれているサポーターは、僕のことも知っていると思う。良い試合を見せたいと思います」

鹿島にいる7年間、特にここ数年で西は大きく成長した。色に染まらないニヒルな部分は残しつつ、責任感の強さから選手会長を引き受け、キャプテンマークを付ける試合もあった。プレー面でも、最近は遠ざかってしまったが日本代表にも選ばれるなど、鹿島でも無くてはならない存在としてめざましい活躍を遂げている。

長かった髪はいつの間にか短くなり、爽やかな印象を残しつつも顔つきは精悍さを増した。今季、リーグ戦ではカシマスタジアムで2勝5敗と大きく負け越している。チームを勝利に導くプレーが成長の証となる。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第15節
6月17日(土)18:30KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 北海道コンサドーレ札幌