【愛媛 vs 水戸】 ウォーミングアップコラム:三十路を越えてさらなる成長を遂げた“過去最高”の河原和寿

2017年8月10日(木)


今節、ホームで水戸と対戦する愛媛だが、この両チームの攻撃の軸として活躍する点取り屋はともに“丸坊主”がトレードマーク。愛媛は河原和寿(写真)。水戸は前田大然だ。
ともに今季ここまで8ゴールを奪い、好調を維持している選手同士。両選手のプレースタイルは大きく異なるが、ともにチームの攻撃のキーマンであるだけに、どちらが今節でその持ち味を発揮するかが勝敗の行方を大きく左右するはずだ。

しかし、いまの河原と日の出の勢いで今季ブレイクしている19歳の前田との立ち位置は違う。
河原は今年はじめに30歳を迎え、キャリアとしてもベテランの域に達している時期。そんな中、河原は昨季けがの影響もあってシーズン2ゴールと大スランプに陥り、その年齢もあって選手としてのピークは峠を越えたと囁く周囲の声も少なからずあった。

だからこそ河原にとって今季はそんな声を払拭するための復活を期するシーズンとして気合が入った。新たな指揮官として就任した間瀬秀一監督はチームに関わる全員に対して「過去最高のパフォーマンスを」と成長を促し、三十路を迎えた河原もこれに呼応。実直に自らを見つめ直し、開幕前からの仕上がりの良さは今季にかける強い意気込みを物語っていた。

「シュウさん(間瀬監督)のサッカーは自分に合っている」。河原がそう話すように、狡猾かつ流動的な動きと献身的なフリーランニングを持ち味とする河原は間瀬サッカーにぴったりフィット。ここまで8ゴールを挙げ、それは自身4度目のシーズン2ケタゴールまであと『2』と迫るだけでなく、キャリアハイの『13』を上回るペース。まさに“過去最高のパフォーマンス”を体現している。
だからこそ言える。自他共に認めるエース・河原の今季の活躍は“復活”ではなく、間違いなく“成長”しているのだと。

文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第27節
8月11日(金)18:00KO ニンスタ
愛媛FC vs 水戸ホーリーホック

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