【湘南 vs 岡山】 ウォーミングアップコラム:菊地俊介、チームが第一に。

2017年10月28日(土)


リーグ戦も佳境を迎えている。「シーズンを通していちばんに目標にしてきたJ1昇格が目の前にある。チームとしてようやくここまで来られたと感じますし、ホームでしっかり勝って決めたい」。今節に向け、副将の菊地俊介(写真)は穏やかに語った。

主将の高山薫が怪我で離脱するなか、自身もまた志の途上でピッチを離れた。「チームに申し訳なかったし、早く復帰したいという想いはずっと持っていた」。菊地はのちにそう胸中を明かした。ただ、あわせてこうも語る。「でもチームのことはそんなに心配していなかった。秋元(陽太)さんがキャプテンマークを巻いて後ろを締めて引っ張ってくれていたので、自分も焦らずにリハビリに集中できた」。

離脱から約4カ月、第35節金沢戦で復帰を果たすと、試合開始早々の先制点に係わり、自らもゴールを挙げて、4-2の勝利に貢献した。

くだんの戦いを振り返った際に語られた言葉を思う。「まずはチームのためにということを考えていた」「チームとして早い時間に点を取れると自分たちのサッカーがよりできやすくなる」「みんなが一緒に喜んでくれたことがすごくうれしかった」――チームのことがいつも先にくるのだった。

自覚についてこんなふうに語る。
「僕が1、2年目の頃に一緒にやってた選手はほとんどいないし、曺さん(曺貴裁監督)のサッカーも長い。新しい選手や若い選手が入ってくるなかで、自分が引っ張らなければという気持ちは年々強くなっている。間違いなくチームが第一にあります」

先日の台風21号の影響で平塚市馬入の練習場が冠水し、今週は練習場所の変更を余儀なくされた。グラウンドキーパーやクラブスタッフ、サポーター有志など復旧作業にあたる仲間を思いながら、チームはトレーニングに集中した。周りの景色が変わっても、目指してきたものが目の前に迫っていても、ピッチのなかの温度は変わらない。「これまでと同じように臨むだけだと思います」。副将の簡潔な言葉に、深い絆の音を聞く。

文:隈元大吾(湘南担当)


明治安田生命J2リーグ 第39節
10月29日(日)14:00KO BMWス
湘南ベルマーレ vs ファジアーノ岡山
Shonan BMW スタジアム平塚(湘南ベルマーレ)
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