【熊本 vs 水戸】 ウォーミングアップコラム:主将、GK佐藤昭大が前を向く理由。

2018年5月19日(土)


リーグ最多となっている27失点のうち、約半分にあたる13点は直近の4連敗で喫したもの。特に2試合続けて4失点を食らったダメージは大きいが、「ここで流れを止めて、自分たちはもっと上にいくんだということを見せなければいけない」と、GK佐藤昭大(写真)は言う。

鹿島から加入した2016年シーズン、好調なスタートを切った直後に熊本地震が発生。約1ヶ月に渡って試合ができなかったことで厳しい日程の戦いを強いられた中、41試合に出場した。昨シーズンはしかし、序盤に右手の指を痛めて戦線離脱。最終節にようやく復帰したが10試合しかピッチに立てず、結果として降格は免れたものの、チームは過去最低の21位という屈辱的な結果に終わった。

この2年間だけでなく、これまでも含め苦い経験も重ねてきたからこそ、「苦しい時期、うまくいかない状況もあることは覚悟してシーズンに入った」と、現在の4連敗という状況も正面から受け止める。今シーズンはキャプテンを務めるが、「そうでなくとも周りを引っ張らないといけない年齢。そういう時にどんな振る舞いができるかが大切だと感じているし、チームが苦しい時こそ、助け、試合に勝たせる存在でありたい」と、チームメイトとのコミュニケーションも今まで以上に意識するようになった。

前節まででシーズンは1/3を終え、チームは17位となっているが、「プレーオフ圏との勝点差も小さいし、まだまだ。チャンスしかないと思ってますよ」と佐藤。ピッチ上でいちばん後ろにいるGKにとって、見るべきは前、だけである。

文:井芹貴志(熊本担当)


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