【横浜FM vs 神戸】 ウォーミングアップコラム:背番号「22」の誉れ、中澤佑二の矜持

2018年6月1日(金)


日本代表のワールドカップ壮行試合ガーナ戦を見て、2014年の南アフリカワールドカップを思い出した。それは吉田麻也が付けていた背番号「22」を見た時。当時、サムライブルーのその番号は中澤佑二(写真)のものだった。田中マルクス闘莉王と共に堅固な壁となり、ゴールに襲いかかる世界の猛者を、ことごとくはじき返した。あの雄姿が一瞬だけ想起された。

あれから8年、40歳になった中澤は舞台こそ異なるが、ナンバー22を背負い続けている。そして今季リーグ戦でも第15節までフルタイム出場を継続中。「鉄人」という彼を形容する言葉も、もはや物足りない。ただし、ことYBCルヴァンカップに関しては、今シーズンまだ1試合も出場していない。グループステージはリーグ戦の合間に行われていたため、休養にあてられた。そして、今回のプレーオフステージ神戸戦で“デビュー”を迎えそうだ。

さて、プレーオフステージは、ホーム&アウェイで争われる。無論、2勝すれば何も問題はないが、仮にホームで勝ってアウェイで敗れれば、「アウェイゴール」が効力を発揮する。横浜FMは本拠で戦うこの第1戦で、無失点で終えることがベスト。だが、直近のリーグ戦第15節・長崎戦の結果は5-2。大量点は喜ばしいが、肝心な場面での“軽い”守備は看過できない。中澤も「勝ったけど、こんな大味な試合はしたくない。5点取れてオフェンス陣は良かったけど、2点取られたディフェンス陣は反省しなければならない」と言及した。

前回の神戸戦、リーグ戦第8節でも、まんまとカウンターからDFの裏を突かれ、逆転負けの辛酸をなめた。「高いラインの背後を狙われた場合でも、粘り強く守らないといけない」。険しい表情を浮かべた、「22」の本領が見たい。

文:小林智明<インサイド>(横浜FM担当)


JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第1戦
6月2日(土)14:00KO ニッパツ
横浜F・マリノス vs ヴィッセル神戸
ニッパツ三ツ沢球技場(横浜F・マリノス)
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