【沼津 vs YS横浜】 ウォーミングアップコラム:攻撃に新たなアクセントを加える染矢一樹が話すフォワードとサイドでのプレー時に意識していることの違いとは?

2018年7月6日(金)


沼津は前節、ホームでC大阪U-23と対戦した。前半から相手が高い位置からプレッシングを仕掛けたことで、苦戦したが、後半に猛攻を仕掛けると途中出場の畑潤基のゴールで同点に追いつき、勝点1を手にした。
 
この試合で2トップの一角として先発した染矢一樹(写真)について尾崎が、「染矢(一樹)が相当頑張っていたので、そういう姿がチームにもう1回エネルギーを入れてくれた。(その姿を見て)チームメートとして感じた部分もありました。あれだけ前線で頑張りながら、後ろに戻っても頑張っていたので、僕らも頑張らないといけないなと思った。彼が頑張ってくれたおかげでチームが最後のところで、なんとか勝点1を取ることができたと思う」とチームメートを絶賛した。その言葉通り染矢のプレーが、チームメートはもちろんスタンドで観ているファンの心もつかみ、スタンド全体の空気感を一変させた。特に試合終盤に訪れたチーム全体が前がかりになっている苦しい時間帯でのカウンターの起点に戻り、カウンターを潰した。そのカウンターから1点を失えば、敗戦濃厚な展開だっただけにこのプレーがチームを救い、スタンドから拍手喝采を受けた。
 
染矢は、明治安田J3第14節群馬戦からスタメンに名を連ねると、琉球戦、C大23戦と3試合連続でスタメンに名を連ねている。染矢が起用されてから、前線での背後へ飛び出す動き出しが増えたことで、沼津の攻撃に新たなアクセントを加えてくれている。その中で本人はフォワードでのプレーについて、「背後をつく動きで裏を取ることが一番ですが、それ以外でも間のスペースで味方に使ってもらうことや、直接ゴールを狙いにいくことを意識しています」と話した。背後へ飛び出すフリーランニングが1番の魅力ではあるが、それだけに終始することなく、状況に応じたプレーをしっかりと意識している。
また前節、後半途中からプレーしたサイドハーフのプレーについて、「サイドバックの選手とコミュニケーション取りながら上手く連携して、サイドに張ることやサイドバックの選手がいるなら中に切り込むなどのバランスを取りながらプレーします。外でボールを受けた時は1対1の状況になるので積極的に仕掛けて行き、最低でもコーナーは取りたいと思っています」と話す。
このように1つ1つのプレーに裏付けがあるプレーこそ彼の魅力の1つだろう。誰よりも試合の中で走り、ファイトする熱いメンタルに加え、頭は冷静に状況に応じたプレーをする高いインテリジェンスもあわせ持つ。
 
その染矢は、今節YS横浜戦に向けて「チーム一丸となって、試合に出場できない選手の気持ちに責任をもって、彼らが納得するようなプレーをすること。そしてサポーターの皆様が終わった時に喜んでもらえるように、全力を尽くして頑張りたい」と意気込みを話した。染矢が沼津の攻撃の中心となり、勝利へ導く様に期待したい。
 
文:森亮太(沼津担当)


明治安田生命J3リーグ 第17節
7月7日(土)15:00KO 愛鷹
アスルクラロ沼津 vs Y.S.C.C.横浜

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