【仙台 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:再開初戦でゴールを決めた中野嘉大。調子を上げて、縁ある横浜FM戦へ

2018年7月17日(火)


7月11日にNACK5スタジアム大宮で開催された、天皇杯3回戦。仙台にとってはワールドカップによる中断期間からの公式戦再開初戦となったこの試合で、最初のゴールを取ったのが、中野嘉大(写真)だった。
左サイドで富田晋伍からのパスを受けると、居並ぶ相手選手の守備をスルスルとかわして中央のエリアに切れ込む。そして思い切り右足を振り抜き、この試合の先制点にして決勝点を蹴りこんだ。

「中断期間もよく練習してきた、得意なかたちなんです」と、中野は後に明かしてくれた。ドリブルで切れ込んでのシュートは、昨季のJリーグYBCルヴァンカップ準決勝第2戦・川崎F戦でも決めたように、もともと中野の得意なかたちだ。そして今季の中断期間で、仙台が6月29日から7月4日まで熊本で行ったキャンプや、仙台での練習において、中野はさらに味方との連係から自身のドリブルやシュートセンスを生かすタイミングなどを磨いていた。

昨季仙台に期限付き移籍で加わった中野は、主力選手として活躍。今季は完全移籍し、昨季を超える活躍を誓った。しかし序盤は負傷で出遅れるなど、本人はまだここまでなかなかチームの決定機にからむことができなかった。
それだけに、先発出場のチャンスをつかんだ試合でのこの天皇杯3回戦・大宮戦でのゴールは、本人にとって大きなものとなった。「競争が激しく、簡単には試合に出られないくらいチーム自体の状態がいい」。その中で試合を決める点を決めて「ホッとした」と思ったのも束の間、「次も取りたい」と、来たる明治安田J1第16節・横浜FM戦に備える。

この試合に向けた紅白戦でもゴールを決め、記者に囲まれたところをチームメートになぜか動画や高速連写の写真で撮影されていた中野。注目が集まる中、「大宮戦ではカウンターからひとつ点を取れたのですが、あとはボールを持っている段階でもスルーパスやドリブル、シュートを出せれば」と、戦況に即した攻撃からゴールを狙う。

偶然にも、昨季に仙台の一員として初出場を果たしたJ1第12節でも、今季にけがから復帰したYBCルヴァンカップグループステージ第2節でも、相手は横浜FMだった。縁ある相手に、今度はこれまで以上の結果を残すことはできるか。

文:板垣晴朗(仙台担当)


明治安田生命J1リーグ 第16節
7月18日(水)19:00KO ユアスタ
ベガルタ仙台 vs 横浜F・マリノス

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