【仙台 vs FC東京】 ウォーミングアップコラム:アジア大会から帰ってきた板倉滉。競争を経て成長を続け、チームの力になる

2018年9月14日(金)


9月5日、板倉滉(写真)がアジア競技大会の戦いから、仙台の練習に戻ってきた。チームは15日の明治安田J1第26節・FC東京戦とそれに続く終盤戦に向けて、組織力を磨いているところ。「またみんなとやれて楽しかった」という仲間との練習の中で汗を流し、ホームタウン活動で子供たちと交流したり、自身がプロデュースする新商品の開発会議に参加したりと、チームの活動にも積極的に取り組む。

U-21日本代表の一員としてアジアの厳しい戦いを経験し、キャプテンマークを巻いて活躍。準優勝という結果を得て、充実した状態で、自信とともにチームでの次の戦いに向け準備していると思いきや、「今は危機感の方が強いです」のだという。

2020年の東京オリンピックを目指すU-21日本代表も、2022年のワールドカップカタール大会を目指す日本代表もメンバー入りを狙う板倉。年代別代表に選ばれるたびに「毎回のチャンスをつかめないと次はない。危機感はいつもあります」と話していたが、チームに戻った今、Jリーグでの戦いにおいても危機感があるのだという。

板倉は今季、出場機会を求めて仙台に期限付き移籍で加入した。J1開幕戦から先発出場し、途中で負傷により離脱していたものの、出場すれば仙台の組織にあって大きな役割を果たしている。恵まれたサイズだけに頼らず、出足の鋭い守備を見せる。勿論、高さを生かした空中戦も強い。仲間とのパス交換でもドリブルでも、攻撃に厚みを加えることができる。それでも今はチーム内の競争は激しく、板倉がアジア大会の場で成長している間にも、残された選手たちそれぞれもチーム全体もまた、成長していた。

まずは先発争いを勝ち抜き、ホームで迎えるFC東京戦でチームの勝利に貢献することを誓う。「FC東京には速くて強い選手も、足下の技術が高い選手も多い。まずはそういった相手との1対1で負けないことが大事だと思っています。気を抜いたら一瞬でやられる相手ですから。次も90分間、集中力を切らさずやります」。

そして、仙台の一員としての呼びかけも忘れない。「ユアスタで試合をするのはすごく楽しみだし、次もサポーターの力を借りて勝ちたい。できれば、満員になってほしいですね」。”VEGALTA SPECIAL DAY”と題し、来場者先着17,000人に限定ユニフォームシャツがプレゼントされるこの試合。自らもシャツの着用モデルになった板倉は、サポーターの前で今節も力強いプレーを披露し、勝利を目指す。

文:板垣晴朗(仙台担当)


明治安田生命J1リーグ 第26節
9月15日(土)14:00KO ユアスタ
ベガルタ仙台 vs FC東京

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