【栃木 vs 愛媛】 ウォーミングアップコラム:古波津辰希、待ち望んだ完全復活は目の前に。

2018年9月14日(金)


残りは10試合。生き残りをかけた戦いに挑む男がいる。3年目の古波津辰希(写真)だ。

今季の公式戦出場はここまでゼロ。シーズン開幕前は同期の西谷和希とともに飛躍を誓っていたが、度重なるケガに泣かされ、戦線離脱を余儀なくされていた。

残り20試合を切ったところでチーム練習に完全合流し、ボランチとして出場した練習試合では、ダイビングヘッドで身体ごと押し込む“らしさ全開”のゴールを決めるなど猛アピールを繰り返してきた。

だが、その間チームが9試合負けなしなど好調を維持したこともあり、試合出場は叶えられずにいた。

「どんなに苦しい状況でも腐らずにやることが大事だと思っているし、監督からも『チーム全員の取り組みが結果に出る』と常々言われているので肝に銘じています。その上でチャンスを待つのではなく、チャンスを掴みにいかないと試合には出られない。菅さんのように練習から声を出すこと。まずチームを盛り上げることを大事にしています」

置かれた現実を受け入れ、自分にできることをやる。そして確実に前へ踏み出す。そんな愚直な鍛錬という名の日々の貯金は必ず報われるものだ。

今節、古波津に、今季最大の試合出場のチャンスが訪れようとしている。前節、CBのパウロンが退場となり今節は出場停止に。代わりに古波津が18人の登録メンバーに入る可能性が高まっているのだ。

「サポーターの人たちも気にかけて、『待っているよ』と言ってくれています。スタジアムを見ていると今年の(古波津選手の)6番のレプリカを買ってくれている人もいる。まずそういう人たちに申し訳ない気持ちでいっぱいなんです。どうにかピッチに出て、自分の姿を見せたい。今はサッカーにすべてを注ぎ込めているし、一回でも出場すれば、結果を出せる自信はあります」

11日には25歳の誕生日を迎えたばかり。中堅と言える年齢に差し掛かった今、ケガも癒えて、コンディションは万全だ。長く待ち望んだチャンスをモノにし、完全復活を印象付けるならば、間違いなくここだ。

文:鈴木康浩(栃木担当)


明治安田生命J2リーグ 第33節
9月15日(土)19:00KO 栃木グ
栃木SC vs 愛媛FC
栃木県グリーンスタジアム(栃木SC)
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