【新潟 vs 讃岐】 ウォーミングアップコラム:チームの要として高まる加藤大の存在感。

2018年10月5日(金)


「ボランチのどちらかが、しっかりチームのへその位置にいるようにしたい」という加藤大(写真)の意識が、4連勝中のチームに安定感と勢いを生んでいる。連勝が始まったのは、第32節の岐阜戦。その試合から、8月に大宮から期限付きで加入したカウエとボランチコンビを組む。

大柄でフィジカルに優れ、闘争心あふれるブラジル人MFのサポートを得られたことが、アグレッシブさにつながる。「へその位置から、どんどん前にチャレンジしたい」の言葉どおり、前々節の水戸戦では惜しくもクロスバーに阻まれたが、ペナルティエリア手前から相手GKの位置を見極め巻いたシュート、前節・岡山戦では相手GKの正面となったが、水戸戦と同じような位置からの無回転シュートでゴールを強襲した。

どちらも利き足の左から放たれたシュート。確実にゴールは近づいている。そう期待が高まるのも、それだけ狙えるエリアに顔を出し始めたからだ。

シュートを決め切るポイントは、ボールの置き所。「自分のプレーは、ファーストタッチで決まる。しっかりボールをコントロールできれば、良いシュートを打てる。岡山戦もトラップが良かったら、水戸戦のような巻くシュートを打てた。でもボールが前に行きすぎたので、ブレ球に変えた。どちらの選択肢も持てるように、ファーストタッチにはこだわりたいです」。

守備のほころびを何とかしようとひたすら奔走していたチーム屈指の走力が、今、攻撃に生かされつつある。それがチーム状態の好転を物語る。岡山戦では試合開始3分のCKから、広瀬健太の先制ゴールを鮮やかにアシスト。走れる技巧派が、インプレーでもセットプレーでも本領を発揮し始めた。

文:大中祐二(新潟担当)


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