【松本 vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:一戦必勝を誓う藤田息吹は、歩みを止めず

2018年10月20日(土)


前節・金沢戦を2-0で勝利した松本。2試合連続ドローと足踏みが続いていただけに、敵地まで応援に駆けつけた約2200名のサポーターと共に分かち合った白星の喜びも想像がつく。負傷明けの前田大然がいきなりのゴールを挙げたことは大きかったが、試合の流れを完全に引き寄せた藤田息吹(写真)による追加点も負けないだけの価値があった。

今季初得点、つまり松本のユニフォームに袖を通してから初めてのゴールだ。冷静沈着な姿勢を崩さない藤田も、その瞬間には大きくガッツポーズ。「ボランチがゴールを取ることでチームとしての得点力も上がると思うので、これからもチャンスがあれば狙っていきたい」と得点への意欲をのぞかせた。

もちろん、中盤で攻守に渡って存在感を示すことが第一であることは自身も理解している。反町康治監督はサイズの近いエンゴロ カンテと重ね合わせ、そのプレーをチェックするように勧めてきた。『地球の3割をカバーする男』、『15個の肺を持つ男』などの異名を持つフランス代表ボランチのように豊富な運動量からの献身で幾多のピンチを封じてきた。また効果的な縦パスでのチャンスメークも出色で、「守備はしっかりするのは大前提で、攻撃ではボールを受けたら横や後ろではなく、出来るだけ前に入れたいと思っている」と話す。

J2リーグも残り5試合となり、暫定首位に立つ松本。昇格争いは例年以上に熾烈を極めており、他のライバルチームの動向を意識しないといえば嘘になろう。藤田も「気になります」としたうえで、「残り試合で全て勝てばいいという立ち位置にいるので、自分たちのことだけに目を向けてやりたい」と一戦必勝を誓う。クールに見えて内心は熱く滾っている『松本のカンテ』は、悲願のリーグ制覇に向けて歩みを止めない。

文:多岐太宿(松本担当)


明治安田生命J2リーグ 第38節
10月21日(日)14:00KO サンアル
松本山雅FC vs FC岐阜
サンプロ アルウィン(松本山雅FC)
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