【札幌 vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:札幌の未来を切り開く“ミシャチルドレン”。ACL出場に向けチームを牽引する。

2018年11月3日(土)


先週末、敵地で名古屋に2-1のスコアで勝利した札幌は勝点を48へと伸ばして3位浮上。夏場以降、選手たちが口を揃えて「ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権を獲りたい」と新たな目標を口にしてきたが、その圏内へと足を踏み入れた。そして名古屋戦での勝利により今シーズンの15位以内が確定。クラブ史上初となる3シーズン連続のJ1が決まり、まさに札幌は新たなステージに登りつつある。この2018年シーズンから就任したミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督の手腕も見事と評するより他はない。

そして、その原動力として“ミシャチルドレン”であるMF駒井善成の活躍も見逃せない。本職であるサイドMFだけでなく、このチームではシャドーストライカーさらには守備的MFとしてもプレー。もともとポリバレントな選手ではあったが、新たなチームでミシャの戦術を浸透させる役目も担っているように思う。

2シーズン続けての15位以内が初経験である札幌は、もちろんACL出場も未経験。ほとんどの選手にとってもACLというのは未知なるコンペティションだ。そうしたなかで駒井は浦和時代にミシャとともにACLを戦った経験があり、昨季などはACL制覇を果たした浦和でプレーをしていた。だが、それでも「ACL出場権を絶対に取りたい」と強く発するのである。

「ACLでは韓国や中国、オーストラリアなど、アジアの様々な環境で様々なスタイルの強敵と試合をする。札幌には若い選手が多いから、ACLの戦いは本当に大きな財産になる。ACLに出場すれば、札幌はもっと強くなれる」

ある意味で、自らのキャリア以上に札幌というクラブの成長、発展を願っているようにも感じる駒井という選手の存在。テクニカルなドリブル突破や、戦況を見極めた冷静なプレーぶりもさることながら、その“フォア・ザ・クラブ”の精神が今シーズンの札幌を陰で支え、牽引しているように思えてくる。

この仙台戦を含め残り4試合。期限付き移籍中の身でありながらも、駒井は札幌の未来を切り開くべく、積極果敢に敵陣へと飛び込んでいく。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第31節
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