【札幌 vs 広島】 ウォーミングアップコラム:常に高みを目指す元イングランド代表。クラブ初のACL出場に向け、万全の準備で最終節に挑む。

2018年11月30日(金)


「順位表の頂上あたりを目指したいね」

言葉の主は札幌の背番号48、元イングランド代表FWジェイ(写真)だ。

現在、札幌は勝点54で4位につけており、前節の勝利によって5位以下との勝点差が4となったためクラブ史上最高位の4位以上が確定している。そうした状況を考えれば、冒頭のジェイのコメントにも特に違和感を持たないだろう。

だが、実はこの言葉は昨年夏に発せられたものなのである。

昨年7月にJ1残留争いの渦中にいた札幌に加入したジェイは、磐田での実績などもあり“J1残留の切り札”といった形で迎え入れられた。当然のことながら多くの場面で「J1残留への意気込みは?」といった類の質問を投げかけられたのだが、それに対しての答えが常に冒頭のようなコメントだった。「このチームには力がある。15位を目指すのではなく、もっと上を目指すべきだ」と強く発していた。

そして実際に終盤戦に得点を重ねてチームの11位フィニッシュに貢献。ジェイは14試合10得点という驚異的な活躍をしてみせたのだ。そしてシーズン終了後に話を聞いた際には「僕が来たばかりの頃、『もっと上を目指す』と言ったのを覚えているだろ? おそらく、それを耳にしていた人達は『ジェイは酔っぱらっているのか?』と思ったはずさ(笑)。でも実際は11位。来年はさらに上を目指せるよ」と満足気に語ってくれた。

あれからおよそ1年。実際にチームは、この広島戦に勝てば2位になる可能性もある位置にいる。まさにジェイの言葉通りである。

当然ながらこのシーズン終盤にかけてはACL出場権争いの話題になるのだが、「僕は去年から上位を目指すと言っていただろ?だから、やることは何も変わらない。万全の準備をするだけさ」といつも通り。さすが元イングランド代表である。

さて、いよいよシーズン最終戦。札幌も広島も、ともにACL出場権を得られる3位以内でフィニッシュできる可能性もあるし、4位に終わる可能性もある試合。1点を争い激しい試合が予想できるだけに、点取り屋ジェイの活躍にも注目が集まるはずだ。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第34節
12月1日(土)14:00KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs サンフレッチェ広島
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
みんなの総合評価 (4.1)
臨場感 (3.9)
アクセス (4.0)
イベント充実 (3.6)
グルメ (3.4)
アウェイお楽しみ (3.2)

移籍情報