【FC東京 vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:主将として問われるMF東慶悟「苦しい時に何ができるかだと思う」

2019年6月18日(火)


「長いシーズンにはいい時も悪い時もある。チームが苦しい時に主将として問われると思う」

今季J1リーグ開幕から負けなしを続け、首位をひた走る中で、東慶悟(写真)はそう口にしていた。

今がまさにその時なのかもしれない。主力として攻撃陣をけん引した久保建英がスペインの名門レアル マドリードへと完全移籍し、前線にはけが人も続出。チームとして正念場を迎えようとしている。

直近のリーグ戦では、久保建、永井謙佑も不在の中で、ヴィッセル神戸に0-1で惜敗を喫した。東は唇をかんで、こう口にする。
「タケ(久保建英)も抜けて、神戸戦では(永井)謙佑もいなかった。その試合で勝てないと、周りからも言われてしまう。だけど、チャンスや、決定機は数多くつくれていた。だからこそ、最後の精度にこだわらないといけない。何よりも勝つという意識を忘れてはいけないし、去年の反省を生かさないといけない。この世界で移籍はつきもの。動揺せずに自分たちが今年何を目指しているのか。その目標をここで再確認しなければいけない」

そして、19日のYBCルヴァンカップのプレーオフステージで、公式戦6戦勝ちなし(5敗1分)のC大阪と対戦する。

「去年からも含めると、勝っていない相手。その流れをここで変えたい。直近のリーグ戦も負けているので、公式戦の連敗は避けたい。まずはホームで勝って、アウェイでの第2戦にアドバンテージを持って臨めるようにしたい」
チームとしては正念場だが、見方を変えれば、これまでチャンスが少なかった選手たちにとっては見せ場となるかもしれない。

「そういう意味でも、このカップ戦は重要な試合になる。チャンスが巡ってきた選手たちは誰もがギラギラしている。こういう状況をチャンスに変えていけば、チームとしても勢いが増す。それに、そういう流れができれば、今試合に出ている選手にとっても大きな刺激になるので」

青赤の主将は、そう口にすると、さらに力を込めてこう吐き出した。
「重要な時期を迎えようとしていると思う。どうしても夏の移籍市場で外野がざわつくというのは毎年あること。そういう時に、中にいる自分たちがいかにぶれないでやり続けることができるか。まずは目の前の試合に集中しなければいけない。タケが抜けたけど、代わって入る選手をいかに生かしていくか。神戸戦で(矢島)輝一が入ってクロスからの迫力ある攻撃が出てきた。それは謙佑がピッチにいる時にはなかったこと。失うものはあるかもしれないけど、代わりに得るものだってある。オレ自身は、周りを生かすことが自分のストロングポイントだと思っている。キャプテンとしても、そこにこだわっていきたい」

左腕に腕章を巻くと決めた時に立てた誓いでもあった。「苦しい時に何ができるか」と言って、自らの内側へと向けた矢印。東慶悟がこの窮地にチームを、味スタを奮い立たせてくれるはずだ。

文:馬場康平(FC東京担当)


JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第1戦
6月19日(水)19:00KO 味スタ
FC東京 vs セレッソ大阪
味の素スタジアム(FC東京)
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