【岩手 vs 相模原】本職のポジションで際立つ存在感。廣田隆治が本領発揮でチームを上位に押し上げる

2019年8月3日(土)


岩手は[3-4-2-1]のシステムで開幕から戦ってきたが、17節の群馬戦からは[3-1-4-2]にスタートポジションをシフト。中盤を1人のアンカーと2人のインサイドハーフで構成するが、この変更によって本来の持ち味をみせているのが廣田隆治(写真)だ。

廣田は開幕から右WBに入ることが多かったが、インサイドハーフのポジションについて「プレーしていて本当に楽しいし、良さを一番出せる。自分では本職のポジションだと思っています」と充実感を口にする。配置変更後の2試合で結果は1分1敗という数字ではあるが、チームパフォーマンスそのものは改善傾向にあるといっていい。この新システム、そして新しい役割の中で廣田は抜群の貢献度を誇っている。

マイボール時には最終ラインに積極的にかかわり、ビルドアップを円滑にさせながら、敵陣では崩しのキーマンとしての役割も担う。守備でも中盤3枚の距離感や位置関係、さらにはセカンドボールへの意識を高く維持するなど、安定感のあるプレーを続けている。そして現在のチームにとって何より助けとなるのが、「時間を的確に操れる」プレーヤーであることだ。「隆治が入ると、キープしたりボールを(プレスから)うまく逃がすことで時間がつくれる」とはキャプテンの福田友也の弁。特に現状の岩手は押し込まれると手詰まりになることが多い分、マイボールにして流れに変化をつけられる廣田の存在は解決の糸口になるかもしれない。一方で課題は菊池利三監督も指摘する「60分以降の強度」。自身も「2試合ともに後半途中で替えられているので、運動量や質はもっと上げていきたい」と自覚を胸にトレーニングに励んでいる。

先月、26歳とJリーグ通算出場は170試合を超え、チーム随一の経験を誇る廣田。「群馬戦でも秋田戦でもチャンスはあったので決めたかった。ひとつゴールという結果が出てくれば、もっと勢いに乗れると思います」と結果にこだわる姿勢にブレはない。2アシストを記録しているとはいえ、自身からすれば不完全燃焼以外の何物でもなかったであろう前半戦。その悔しさを大きなモチベーションに、新システムでの中心的役割を担いながら、ゴールを目指す。

文:高橋拓磨<cross Line>(岩手担当)


明治安田生命J3リーグ 第19節
8月4日(日)15:00KO いわスタ
いわてグルージャ盛岡 vs SC相模原
いわぎんスタジアム(いわてグルージャ盛岡)
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