【岐阜 vs 栃木】勝利が必須の今節・栃木戦。期待して欲しい選手は、FW前田遼一だ!

2019年9月6日(金)


今節・栃木戦は岐阜にとって今季最大の一戦となる。両者の勝点差は『1』。残り試合数を考慮すると、最下位・岐阜は21位の栃木に敗れることなど許されない。そんな試合で活躍を期待させるのがFW前田遼一(写真)だ。磐田時代には09年、10年とJ1得点王に2年連続で輝き、同10年はナビスコ杯(現JリーグYBCルヴァンカップ)優勝も経験。アルベルト ザッケローニ氏が指揮した日本代表では11年にAFCアジアカップ優勝も経験したFWが、岐阜を勝利へと導くべく栃木戦でゴールを期す。

今季開幕前、プロ20年目となるここまでの道のりを「結構長いなと感じるが、上には上がいる。いまサッカー選手でいれることは幸せ」と振り返った。5年ぶりに戦うJ2。「1日1日が勝負。ここ何年かは(所属していた)チームに貢献できていないのは分かっている」。そう今季へかける気持ちを口にしていた。

チームはここまで勝点を伸ばせず最下位に甘んじている。個人としても、チームの不調に煽られた形か現在5得点と多くはない。第22節・千葉戦の左足でワンバウンドさせゴール左隅に巻き切った得点を見れば、J1歴代4位となる154得点を誇るストライカーは37歳となった今もJ2内ではシュートテクニックが群を抜く存在。しかし、第17節・新潟戦ではまさかのPK失敗で苦渋もなめた。「FWなので、今後はチームを助けられるようにゴールを決めたい」。新潟戦後の言葉の裏にあった悔しさは、誰にも測り知ることなど出来はしない。

それでも、期待をしてしまう。大木武前監督が退任へ至った6月18日には「選手達が変わらなければチームは変わらない」と、チームの背中を静かに押したのが前田だった。その翌週、第21節・福岡戦ではリードを拡げる追加点を奪い、北野誠監督の今季初勝利をお膳立て。7月14日(第22節・千葉戦)以降、ゴールからは遠ざかるが、前節・琉球戦では前線でのポストプレーで体を張り続けた。また、守備でも相手最終ラインとボランチ間を寸断し続け、北野監督も「しっかり頭を使えるから。先週からのトレーニングは前線の選手の中で最も理解している」と賞賛している。

磐田やFC東京、日本代表時代を振り返ると、「強いチームはどんな状況や局面でも“同じ絵”をチームとして描ける」という。今節・栃木戦も、良くも悪くもアクシデントは間違いなくつきもの。そんな時、前田はどんな姿をチームに、そしてサポーターに示すだろうか。

「自分がプレーできることを証明したい。もう一度輝きたい」

そういって岐阜にやってきた。今節こそ、自身の気持ちを昇華させる素晴らしいゴールを決めてくれ。

文:岩波陽平(岐阜担当)


明治安田生命J2リーグ 第31節
9月7日(土)19:00KO 長良川
FC岐阜 vs 栃木SC
岐阜メモリアルセンター長良川競技場(FC岐阜)
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