【G大阪 vs C大阪】狙っていた『J1開幕ゴール』を挙げた倉田秋。ホームでの『大阪ダービー』で昨年の再現なるか

2020年7月3日(金)


2月23日のJ1リーグ開幕前に、その決意を口にしていた。

「いいスタートを切りたいので、チームとしても内容より結果、勝利が欲しいし、個人的にもパフォーマンスが悪かったとしてもゴールを挙げたい。開幕戦で1つ獲れば気持ちも楽になるし自分も乗っていける。長いシーズン、34分の1にすぎないけど、されど開幕戦。今年ももちろん狙います」

その思いを胸に、昨年の覇者・横浜F・マリノスとの開幕戦に先発出場した倉田は開始わずか6分でチームを加速させる先制ゴールをたたき込んだ。過去には、期限付き移籍をしてきた10年のジェフ千葉時代にJ2リーグで、11年のセレッソ大阪時代にJ1リーグで開幕ゴールを決めてきたが、ガンバ大阪でのそれは初めてのこと。試合後には「素直に嬉しい。まだまだ内容は改善するところがあるけどチームが勝てて良かった」と喜びを口にした。

思えば、過去の戦いにおいても『開幕ゴール』は確実に倉田を勢いづけてきた。現に10年は、プロになってからのJリーグでは自身最多となる8ゴールを、11年のJ1リーグでは自身初の二桁、10ゴールを挙げている。そのことは12年のガンバ大阪復帰にもつながった。

それゆえ今年の『開幕ゴール』も倉田を勢いづけるはずだと期待していたが周知の通り、以降は新型コロナウイルス感染症の影響でJリーグが中断に。約4か月もの時間を経て今節を迎えるとなれば正直、仕切り直しといった感は強い。

それでも、中断期間には自宅にトレーニング器具をそろえて筋トレを行ったり、ランニングマシンで持久力を鍛えるなど、パフォーマンスを保つ努力は続けてきたと話す。

「家でも何かしら体を動かしていたし、体の勉強をしてどこを鍛えればいいのかなどを改めて勉強し、やはり体幹は必要だと感じたので、そこは念入りに行いました」

そして何より練習再開にあたり「改めてみんなとボールを蹴る楽しさ、サッカーのある日常への幸せを感じた」ことは、J1リーグ再開を迎えるにあたっても力になっていることだろう。

ちなみに、先に書いた11年の開幕ゴールを奪った相手は、実はガンバ大阪だったし、12年にガンバに戻ってからも、17年にアウェイ戦で後半アディショナルタイムに同点ゴールをたたき込み、昨年のホーム戦でも均衡を破る決勝ゴールを決めてチームを勝利に導いている倉田。つまりは、ガンバの現所属選手の中では遠藤保仁と並びJリーグの『大阪ダービー』最多得点を誇る。しかも、今節その遠藤が出場となればJ1最多出場新記録を達成する。現チームメイトの中では最も長く遠藤とプレーし彼を「唯一無二の存在」と慕う倉田がいろんな意味で『特別な一戦』に奮起しないはずがない。


文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第2節
7月4日(土)18:00KO パナスタ
ガンバ大阪 vs セレッソ大阪
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
みんなの総合評価 (4.8)
臨場感 (4.9)
アクセス (3.7)
イベント充実 (4.2)
グルメ (4.3)
アウェイお楽しみ (4.1)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

移籍情報