【G大阪 vs 広島】百戦錬磨のFW渡邉千真は、『ゴール』でチームを牽引する。

2020年7月21日(火)


再開後、自身が最も求める『ゴール』でチームに勝点をもたらしている。3節の名古屋グランパス戦では61分からピッチに立つとアディショナルタイムに同点ゴールを奪って勝点1につなげ、4節の清水エスパルス戦では74分から出場し、89分に決勝ゴールを叩き込んで再開後初の『勝点3』奪取に貢献した。いずれも、渡邉千真のシュート力の高さが伺える技ありのゴールだった。
「途中から出る時はチームの流れを変えるとか、ゴールに絡むプレーを期待されて投入されているので、そこを意識してプレーしている」

コンディションはいい。長い中断期間の影響で多くの選手がゲームコンディションをマッチさせるのに苦しんでいるが、彼に関しては早々に合わせてきた印象だ。もちろん『ゴール』を奪えている事実が彼を加速させている部分もあるはずだが、長いキャリアにおける百戦錬磨の経験値が状況に応じて自分を適応させることに繋がっているのかもしれない。
「自粛期間に入った時は『いつ始まるんだろう』という不安もありましたが、いつかは必ず始まると信じて自分がやれる最大限の準備、体づくりをしてきました。そこさえしっかりしておけば、あとは試合の中で感覚的なものを上げていけば大丈夫だという考えで再開を迎えました」

もっとも途中出場が続く状況に納得しているわけではない。これまで通り『スタメン』へのこだわりは強く持ちながら、それでも「チームのために」という一心で与えられた役割に徹している。
「自分でもコンディションへの手応えは感じているし、シュートチャンスにしっかり顔を出せているのもその証拠だと思います。途中から入った時は前半に比べると相手も疲れている状況だし、いいボールさえ入ればシュートまで持っていく力はあると思っている。だからこそ、チームとしてそのチャンスをできるだけ多く作り出せるようにしていきたいと思っています。再開後はまだ1試合をフルで戦えていませんが、再開前には練習試合などで90分を体感していますし、求められればコンディション的にもやれる自信はあります」

09年に始まったプロキャリアも今年で12年目を数える。昨年のJ1リーグ戦への出場は18試合にとどまり、かつ先発したのは3試合ということもあってだろう。オフシーズンには多くのクラブが『点取り屋』の獲得に興味を示したと聞く。だが、本人は「年齢が上になるほど、簡単にチームを変えるのは得策ではない」とガンバで結果を出すことにこだわった。その決意が数字で表れているこの序盤。このまま加速を続ければ、過去に在籍したクラブでは必ず実現してきたJ1リーグ戦での『二桁』をガンバでもきっと実現できる。


文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第6節
7月22日(水)19:00KO パナスタ
ガンバ大阪 vs サンフレッチェ広島
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
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