【C大23 vs 鹿児島】濃密な日々を通じて得る充実感。「チームで全力を尽くすことが第一」とルーキー田平起也

2020年7月24日(金)


今季、神戸弘陵学園高校から加入した田平起也。開幕前のキャンプはトップチームに帯同し、普段の練習でもトップチームで行うことが多いが、明治安田生命Jリーグ再開後は、U-23としてJ3で実戦経験を積んでいる。

プロデビューは、J3第2節・G大阪U-23戦だった。C大阪U-15からU-18への昇格が叶わず、「悔しさをバネに」高体連を経てプロ入りを掴んだ経緯があるだけに、「ずっとセレッソでプロのユニフォームを着て戦うことを夢見てやってきたので、アウェイですけど、嬉しさはありました」と率直な感想を話す。結果も0-0と、同年代のライバル相手に無失点で抑える上々のデビューとなった。

もっとも、その翌節、アウェイでの熊本戦は、開始早々に負傷者が出てシステムが変わるなどアクシデントがあったとは言え、5失点での大敗を喫した。「プロは常にいいパフォーマンスを出して、結果が求められる世界。結果が出なかったことは悔しい。CBとして、5失点は責任も感じた」と早くもプロの洗礼を浴びた。

明暗分かれた2試合を通し、様々なことを経験したが、先日はもう一つ、向上心を掻き立てられる出来事もあった。U-19日本代表候補合宿への招集だ。同世代の精鋭が揃った合宿を振り返り、「J1で出ている選手もいて、スピード感やプレーのクオリティーは高かった。自分としても、基準というか、ここをもっとうまくならないといけない、強くならないといけない、という部分に気付かされた。代表に残っていくためにはチームでいい結果を残さないといけない。さらにモチベーションになった」と話す。

プロデビューにU-19代表候補合宿と濃密な期間を過ごしている中、「充実感はあります。試合をすることで、改めて課題を見つけることもできた。今の立場で全力を尽くすことが大事だと思うので、チームでしっかりやっていきたい」と気持ちを新たにしている。

今節の明治安田生命J3リーグ第6節は、「自分にとって特別な場所」と話すヤンマースタジアム長居のピッチにプロとして初めて立つ。相手は攻撃力の高い鹿児島。田平を含む守備の成否が試合の結果も左右するだろう。いずれにしても、プロ1年目の今季は酸いも甘いも経験として吸収して大きくなる時期。チャレンジを重ねて成長していきたい。


文:小田尚史(C大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第6節
7月25日(土)18:00KO ヤンマー
セレッソ大阪U−23 vs 鹿児島ユナイテッドFC
ヤンマースタジアム長居(セレッソ大阪U−23)
みんなの総合評価 (4.3)
臨場感 (4.3)
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