【岩手 vs C大23】怪我から復帰した頼もしい調律者。牟田雄祐が際立った安定感で勝利を呼び寄せる。

2020年8月1日(土)


副キャプテンとして、守備の主軸として期待された牟田雄祐。開幕前に怪我を負い、5試合欠場が続き、チームとしても勝利がない状況をスタンドから見守った。「外から見ていて自分ならこうするというのは簡単だし誰でもいえること。仲間が苦しんでいる姿をみるしかできないというのは難しい心境ではありました」と、言葉を慎重に選びながら苦しかった胸の内を吐露した。

コンディションが整い、明治安田J3第6節のアウェイ相模原戦、牟田は今季初出場を果たした。開幕から続けた[4-4-2]から[3-4-2-1]にシステムを変更して臨んだ相模原戦で牟田は右CBとしてプレー。久しぶりの公式戦となったが、ゲーム感の欠如も感じられず、安定感抜群のプレーを披露。今季初のクリーンシートで初勝利を記録すると、続く沼津戦でも最少失点に抑え、連勝を呼び寄せた。

「選手全員が隣の選手を助ける意識、3~4人のグループの中で仲間をカバーする意識を持てたことが粘り強く守れた要因のひとつだと思います」
未勝利が続いた5試合ではゴール前はもちろん、バイタルエリアやクロッサーに対する寄せの甘さが失点に直結し、ゲームを難しくしてしまっていた。しかし、連勝した2試合では配置やメンバーの変更により、特に守備ではスペースの管理ができ、味方同士の距離感を保てるようになったことで、アプローチの強度が改善傾向をみせている。それを可能にしているのも牟田がいうカバーの意識によるものが大きいはずだ。

「絶対に勝つとは約束できませんけど、勝つために全力を尽くすということは約束できます。選手が大好きなサッカー楽しむためにも、観に来てくださる方に楽しんでもらうためにもゴールに向かう姿をもっとみせたい」
プレー面でもメンタル面でも落ち着きと安定感を与える姿はまさにチームの調律者。頼もしき背番号4が、クラブ史上5度目の3連勝、そして今季ホーム初勝利を目指し、北上の地に降り立つ。


文:高橋拓磨<cross Line>(岩手担当)


明治安田生命J3リーグ 第8節
8月2日(日)15:00KO 北上
いわてグルージャ盛岡 vs セレッソ大阪U−23
北上総合運動公園北上陸上競技場(いわてグルージャ盛岡)
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