【浦和 vs 広島】関根貴大、ホットラインの完全開通を!

2020年8月14日(金)


広島戦で、この1カ月間のモヤモヤ感を吹き飛ばしたい。浦和はこのところ、負け方が良くない。先制されるとガタガタッと崩れていってしまう。

7月18日のFC東京戦は先制されたら最後、何もできないまま消化不良感の残る形で唇をかんだ。それから中3日で迎えた柏戦は自陣でのミスからリードを許すと、そこから集中力を欠いたようなプレーもあって計4失点の黒星。極めつけは前節の名古屋戦で、前半9分に相手の高速アタックで先取点を奪われると、わずか1分後にも失点し、前半だけであっさり5失点とゲームを壊してしまった。

ただ、悪い流れの時期にあっても、存在感を示している選手はいる。出場8試合で6得点を決めているレオナルドはその筆頭で、中盤のボールハンター・柴戸海の奮闘も目立つ。そして、関根貴大も随所に光るプレーを見せている選手の1人だ。

実はレオナルドのリーグ6ゴールのうち、3得点を演出しているのが関根だ。

直近の名古屋戦では、左サイドの縦のスペースに抜け出してからピンポイントのグラウンダークロスを送ってアシスト。7月26日の横浜FC戦では、中盤から相手DFラインの背後にドンピシャのスルーパスを供給してゴールをお膳立て。そしてもう1つ、8月1日の清水戦では、レオナルドの動きに呼応したプレッシングでマイボールのスローイングにすると、関根が投げたボールを受けたレオナルドがそのままゴールを決めたのだ。

さらにJリーグYBCルヴァンカップも含めると、シーズン開幕戦となった2月16日の仙台戦で、得意のドリブルの仕掛けからフリーのレオナルドにパスを出してゴールを演出している。関根は浦和の新たな得点源と相性のいいところを見せている。

今年は新型コロナウイルスの影響による過密日程でターンオーバーを余儀なくされるという事情はあるにせよ、その中でも数多くスタメンを飾ってきた選手はいる。関根は再開後からしばらくはベンチスタートが続き、悔しい思いをしてきた。

替えの効かない選手だと思われるためには、さらに結果を出し続けるしかない。個の力で局面を打開できる数少ない選手であり、膠着した状況であっても流れを変えられる貴重な戦力だ。苦しい時こそチームの力になり、得点源であるレオナルドとのホットラインを完全に開通できれば、主力の座に返り咲くことは難しくない。その足がかりを広島戦で得たいところだ。


文:神谷正明(浦和担当)


明治安田生命J1リーグ 第10節
8月15日(土)19:00KO 埼玉
浦和レッズ vs サンフレッチェ広島
埼玉スタジアム2002(浦和レッズ)
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