【FC東京 vs 名古屋】ハノーファー移籍のDF室屋成 ラストマッチも「いつも通り気持ちの部分で魅了したい」

2020年8月14日(金)


ついに、青赤の右サイドバックが旅立ちのときを迎えた。

FC東京は14日、DF室屋成がドイツ2部ハノーファーへと完全移籍すると発表した。この日の練習後、室屋はオンライン取材に応じ、移籍の経緯や、思いを口にした。一方で、移籍前最後の試合となる名古屋グランパス戦(15日・味スタ)に向けてこう語った。

「僕は大学からFC東京一本で、100試合以上試合に出させてもらった。いいシーズンも、悪いシーズンもあって、その中でたくさんの経験をさせてもらった。なんとか最後は勝っていい感じで向こうにいきたいし、僕はいつも通りの気持ちの部分で、サポーターを魅了するようなプレーを見せたいと思います」

室屋が口にした「気持ちの部分」こそ、彼が4年半ピッチで見せ続けたモノだった。明治大学在学中の2016年に行われた内定会見でも、彼は自分の強みを聞かれ、こう答えている。

「自分の長所は攻守における1対1とだと思っている。それと裏に飛び出す動き。守備の時は、マッチアップした選手には絶対に負けへんぞという気持ちでやっている。あとは運動量。小さい頃からマラソン大会とかも得意でした。親に感謝したいですね」

どんな相手にも臆さず、気迫のこもったプレーでチームを盛り立ててきた。それは、今季も変わらなかった。ベンチスタートとなった7月の川崎フロンターレ戦で途中出場すると、前半だけで4失点したチームを奮い立たせるプレーを続けた。

試合後、チームメートの森重真人も「気持ちの準備で負けていた。後半に入ってきた(室屋)成のような気持ちのこもったプレーをし続けないと、こういう結果になる。戦術とか、技術とかの前に相手をリスペクトし過ぎた」と言葉にしている。

同じく大学在学中にFC東京に加入した、武藤嘉紀や、長友佑都とも比較されてきたが、「自分は自分」と常に言葉にしてきた。この一本気で真っすぐな男は、4年半で旅支度を整えた。ラストマッチも、「いつも通り、絶対に負けへんぞ」というプレーで味スタを沸かせるはずだ。

文:馬場康平(FC東京担当)


明治安田生命J1リーグ 第10節
8月15日(土)19:00KO 味スタ
FC東京 vs 名古屋グランパス
味の素スタジアム(FC東京)
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