【G大23 vs 相模原】「悔しさ」を力に。芝本蓮が求める『結果』。

2020年8月29日(土)


18年にトップチームに昇格して3シーズン目を迎えた。J3リーグへの出場試合数は現在88試合。ユースチームに所属していた17年から二種登録選手としてJ3リーグを戦ってきたこともあり、ガンバ大阪U-23でプレーしている選手の中では最多を数える。
もっとも、この数字は、J1リーグでの活躍を目指す彼にとってある意味、悔しさを示すもの。「公式戦を戦えるありがたさ」は彼も以前から口にしているとはいえ、だ。事実、ガンバU-23チームでプレーする若手主体で勝利したYBCルヴァンカップ・グループステージ最終節、湘南ベルマーレ戦について尋ねた時も開口一番、聞こえてきたのは「悔しい」という一言だった。
「あの試合は…大きく言うと『悔しい』が一番です。先発で出たかった。ただ、74分から限られた出場時間の中で、1点差という難しい展開でしたけど、蹴る、耐えるばかりではなく、ボールを落ち着かせる役割はできたのかなと思います。また何より勝てたことも素直にみんなの自信につながったと思います」

その短い時間の中では自身の成長も確認できた。思えば彼は、昨年、同じルYBCヴァンカップ・グループステージ6節の松本山雅FC戦でトップチームデビューを飾ったが、当時とは違い、より『結果』を意識してピッチに立てたと話す。
「松本戦はトップの練習にもあまり参加できていない中で、パッと呼ばれて、57分くらいからパッと出してもらった、という感じでちょっとフワフワしていたまま試合を終えてしまったけど、今回はトップの練習にも参加させてもらうことも多い中での出場だったので、『結果』を残さないと、っていう意識は強かった。今、僕は前目のポジションをすることが多いですが、トップで同じポジションをしている選手は明らかに数字を残していて、それが絶対的な地位を築くことにもつながっている。そう考えると僕はJ3でもまだまだ全然、足りていない。もっと結果にこだわってやっていかなければいけないなって思います」

その危機感は、年々大きくなっている。直近のJ3リーグ、ブラウブリッツ秋田戦ではアカデミーの後輩、FW川﨑修平が3試合連続の『ゴール』を決めたが、彼をはじめガンバU-23のエースとして活躍するFW唐山翔自や塚本大ら、後輩の台頭を肌身で感じていることも理由の1つだ。
「以前は自分が下の世代だったけど、今は修平や翔自らが出てきましたから。下の世代に負けないように、かつ、上の世代を食っていけるように、ということはこの世界で生き残っていく上で必要なこと。自分も活躍できるように頑張りたい」
自分に言い聞かせるように、言葉に力を込めた。


文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第12節
8月30日(日)18:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs SC相模原
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
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