【福島 vs 今治】GKファンティーニ燦が見せる「イタリア魂」

2020年9月21日(月)


今季の福島は20代前半の若いGKが日々練習からしのぎを削り合っている。その中でここまで13試合に出場し、活躍を見せているのが、ファンティーニ燦だ。
 
ファンティーニはイタリア国籍の父を持ち、12歳からイタリアに渡り、ACチェゼーナのアカデミーでプレーし、トップチームにも選手登録された経験を持つ。2017年途中でJ1鳥栖に移籍し、2シーズンプレーした。2019年は所属チームが決まらずフリーで過ごし、秋頃から福島の練習生となって、今季の契約を勝ち取った。
 
開幕戦の八戸戦で先発出場するといきなり無失点(クリーンシート)を達成する活躍を見せた。その試合後、今後の意気込みを聞かれ、こう答えた。「自分はイタリアから来ているので、イタリア魂を見せたいと思います」。イタリア魂とはどんなものなのだろうか。
 
一番試合中に見えるのは、よく声を出し、感情を出す部分だ。「イタリアでも感情を表に出していましたし、イタリア人もそういうところを気にします。そうした熱い国で育ったのは良い部分なので、福島でも出していきたいと意識しています」と語る通り、毎試合気持ちの入ったプレーを見せている。
 
しかし開幕戦の後はクリーンシートの試合が無く、第12節C大23戦から3試合先発を外れた。「第1GKに戻るという強い意志で練習に取り組みましたし、もしかしたら第3(ベンチ外)になるという危機感を持っていたので、良い取り組みはできたと思います」と危機感を持って練習に取り組み、再び先発出場の座を勝ち取った。
 
そして前節沼津戦で今季2試合目のクリーンシートを達成した。「DFも前線も、無失点で勝つという意識をみんな持っていたので、ハードに行ってくれて良かったです。自分も体を張れて、セービングの点では良かったです」とチームメイトの奮闘もあっての無失点勝利を喜んだ。
 
今後もクリーンシートの試合を増やすために「まず気持ちの部分で絶対失点しないのを第一に、あとはチーム内でのコミュニケーションを試合だけでなく練習からやっていきたいです」と意気込む。リーグ戦は今節今治戦で折り返しを迎えるが、後半戦の躍進のためには、ファンティーニがイタリア魂を存分に見せ、熱くチームを鼓舞することが欠かせない。


文:小林健志(福島担当)


明治安田生命J3リーグ 第17節
9月22日(火)14:00KO とうスタ
福島ユナイテッドFC vs FC今治
とうほう・みんなのスタジアム(福島ユナイテッドFC)
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