【岩手 vs G大23】いわスタを知り尽くす男、土井康平。背水の覚悟でゴールマウスを守り抜く

2020年9月21日(月)


J3昇格前から正GKとしてゴールに立ちはだかってきた土井康平が前節の讃岐戦で今季初出場。ディフェンスラインとコミュニケーションをとりながら、ピンチらしいピンチを招くことなく、今季3度目のクリーンシートに貢献し、健在ぶりをアピールした。
 
「グルージャでこういう(正GK以外の)立場は初めて」と話す土井は、出場機会がない状態が続き、脳裏にはシーズン後の現役引退もちらついたという。そんな中、突然巡ってきた千載一遇のチャンス。試合に向けていくつかのアプローチがある中で「ここで負けたら個人的にも後がない、と自分に思い切りプレッシャーをかけて臨んだ」最古参は試合中、絶えず味方を鼓舞し続け、しっかりと結果を残して起用に応えた。
 
今季初出場を終え、今季のここまでを振り返る中で、特に2人のGKの存在は大きかったようだ。
「智さん(鈴木智幸)のプレーは本当に勉強になるし、射庭(康太朗)も含めて、サッカーに対する姿勢は自分が見てきた中で、2人がナンバー1。逆に自分がこのままでいいのかな、と不安になるくらいです」。
3人で切磋琢磨し、刺激を注入し合って過ごしてきたこともあり、ピッチに立つと「2人のためにも自分が役割を果たす」という強い責任感を感じながらゴールを死守。守備陣に対しても「ここまでの失点数が不思議なくらい、すごく安定感があった」と外から見るのとは違った手応えをつかんでいる。
 
今節のG大23は攻撃力のあるチーム。土井には最後の砦としての活躍が一層期待される。連係してピンチを未然に防ぎつつ、いざとなれば自身も「魅せ場」と話す持ち前のビッグセーブで流れを引き寄せたい。最も多くいわスタで戦い、いわスタを知り尽くす男は「負けたら(次節以降GKのスタメンを)代えられても文句は言えない」と背水の覚悟を秘めながら、久しく遠ざかっている本拠地での勝利を守備からアシストする。


文:高橋拓磨<cross Line>(岩手担当)


明治安田生命J3リーグ 第17節
9月22日(火)13:00KO いわスタ
いわてグルージャ盛岡 vs ガンバ大阪U−23
いわぎんスタジアム(いわてグルージャ盛岡)
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